琴似屯田兵村兵屋跡(ことにとんでんへいそんへいおくあと)

琴似屯田兵村兵屋跡(ことにとんでんへいそんへいおくあと)

うさぞうさんの接待のためにお出かけしたときにたまたま通った『琴似屯田兵村兵屋跡』がとても良かったので、紹介したいと思います。琴似近辺に住んでいる人も通ったことはあるけど中に入ったことがある人は少ないんではないでしょうか?

琴似屯田兵村兵屋跡って平仮名にすると”ことにとんでんへいそんへいおくあと”って言います。早口言葉みたいで言いづらいですよね。

琴似屯田兵村兵屋跡への行き方と詳細

  • 住所:〒063-0812 北海道札幌市西区琴似2条5丁目1-12
  • 交通アクセス:地下鉄東西線「琴似」下車、徒歩2分
  • 電話番号:011-621-1988(現地警備員詰め所)
  • 見学時間:9時00分~16時00分
  • 休館日:年末年始(12月29日~1月3日)
  • 入館料:無料

※詳しくは札幌市の公式ホームページをご覧ください

Google マップ

琴似屯田兵村兵屋跡(ことにとんでんへいそんへいおくあと)について

明治時代に入り本州から北海道へ屯田兵が入植(開拓地や植民地などにはいって生活すること)し北海道の開拓をしていきました。その中で琴似屯田兵村兵屋跡があるここ琴似屯田兵村に、明治7(1874)年、札幌で初めて入植しました。

この建物は、第133番兵屋(へいおく)が建っていた場所と全く同じ場所に、昭和47(1972)年に修理・復原されたものです。当時は屯田兵清野専次郎入居住宅として給与され、北海道の開拓史にとって重要な遺跡です。また、昭和57(1982)年に国の史跡(しせき)に指定されています。

説明板には屯田兵制度は開拓使次官黒田清隆の上表に基づき発足と記載
説明板には屯田兵制度は開拓使次官黒田清隆の上表に基づき発足と記載

黒田清隆と戦国武将の黒田官兵衛の子孫かと思って調べたんですが、直接的なつながりはないみたいです。

敷地面積は150坪、兵屋は17.5坪。

「兵村の地割り」と「1戸分の兵屋敷地」の平面図と寸法がそれぞれパネルで説明されています。

土間、囲炉裏(いろり)、雨戸など北海道の家には見られない様式がありまた、柾ぶきの屋根(木を薄い板にして屋根に張ったもの)など造りも今日の住宅とは大きな違いが見られます。

丸太を斧で薄く割って作る屋根の柾(まさ)

当時使っていた農作業の道具の展示や屯田兵の1日の暮らしぶりを記載した資料などもあります。

屯田兵制度
機織り機(ハタオリキ)
建物の裏側には畑もありました。

感想

こじんまりとした建物ですが、趣きがあって北海道の歴史を身近に感じられました。

靴を脱げばたたみのお部屋も入れます

北海道遺産おさんぽスタンプラリー開催中

うさぞうさんにスタンプ押してもらいました

そして今、「北海道遺産おさんぽスタンプラリー」というのをやってます。期間は2020年1/31まで。

【スタンプラリー参加施設】
サッポロビール博物館
豊平館
北海道鉄道技術館
札幌市時計台
雪印メグミルク酪農と乳の歴史館
旧永山武四郎邸
札幌農学校第2農場
千歳鶴酒ミュージアム
清華亭
琴似屯田兵村兵屋跡
福山醸造直売所
ぽすとかん
札幌市資料館
札幌村郷土記念館

応募プレゼントもあるので挑戦してみてください